米国商標法上の使用概念とＴＭＥＰ（商標審査便覧）でここだけは参照しておきたい箇所
米国は使用主義の国、使用証拠が必要と何気なく使っている言葉でも、米国商標法の下での使用の概念となると難しそうです。少なくとも登録手続上の基本的なところを理解するために、使用主義、使用の概念について解説します。
マドプロ加盟国の調べ方、マドプロならではのメリットと見落とせないデメリット
海外で商標を登録しようとするとき、マドリッド協定議定書（マドプロ）による商標の国際登録は魅力的な選択肢となります。マドプロの加盟国は年々少しずつ増加しています。最新の加盟国を調べる方法と、マドプロを使用する際のメリット・デメリットを紹介します。
八丁味噌の郷訪問記 味、製法、ＧＩ問題など
岡崎市八帖町の八丁味噌の郷に行きました。八丁味噌の工場見学と八丁味噌を使った料理で楽しみました。地理的表示(GI)問題についても考えてみました。
地域団体商標と地理的表示の違い
地域の特産品の宣伝文句で、「地域団体商標の登録を受けています！」というフレーズを耳にすることがあるでしょう。でも地域団体商標とは何か説明できますか？今回は地域団体商標とは何か、普通の商標とは何が違うのか、地域ブランドに使われるGI（地理的表示）との違いは何かについて解説します。
農林水産物の地理的表示、日本では2015年から保護制度がスタート
日本の農林水産物の地理的表示の概要を説明します。定義、具体例、申請手続き、メリットやデメリットなど、知っておきたいことをまとめました。
日本でのお酒の地理的表示保護は1994年から
酒類の地理的表示は日本ではどのように保護されているのでしょうか？国税庁が管轄する酒類のGIについて概要をまとめました。それぞれの地理的表示についての指定内容を実際に確認してみるとお酒の知識が増えること間違いありません。
TRIPS協定は地理的表示を最初に定義した国際条約
地理的表示について、国際条約で最初に定義し保護の枠組みを示したのがTRIPS協定です。WTO加盟国はそれぞれ自国内で地理的表示を保護することが義務付けられます。TRIPS協定における地理的表示の定義と保護の方法について基本的なところをまとめました。
地理的表示を身近な例から説明します
地理的表示とは何か、身近な例をあげて説明します。神戸ビーフ、薩摩、海外の地理的表示の例を知ることで、どんなものか、どういう意義があるかがわかると思います。ヨーロッパが積極的でアメリカは消極的だという視点も重要です。