知ってる人はやってる、マドプロ商標データベース「Madrid Monitor」の賢い使い方
WIPOが提供するMadrid Monitorはとても利用しやすいマドプロ出願のデータベースです。自社の国際商標の手続きをフォローするだけでなく、他社の動向も知ることができる上、指定国の審査の内容まで伺い知ることができます。調査のポイントを明確にして効率よく有用な情報を得る方法を紹介します。
Nakatsuru Gyoseishoshi Office
WIPOが提供するMadrid Monitorはとても利用しやすいマドプロ出願のデータベースです。自社の国際商標の手続きをフォローするだけでなく、他社の動向も知ることができる上、指定国の審査の内容まで伺い知ることができます。調査のポイントを明確にして効率よく有用な情報を得る方法を紹介します。
事業で取り扱う製品を商標登録により保護すること、それは市場において事業者とユーザーをつなぐ大切な記号を守り通すことであり、信用を維持しながら長期にわたってブランドを形成するための基礎を作ることです。
商標登録出願の願書に記載する商品・役務(サービス)の分類はどのように決められるのか。分類の世界基準であるニース国際分類を取り上げ、その概要を紹介し、一般的注釈を解説します。ニース国際分類のテキストに触れるてみることで、基本的な考え方を理解することができます。なぜその分類なのか、なぜその表示なのかのヒントがつかめます。
欧州連合商標(EUTM)では相対的理由について職権で審査されません。類似商標の登録を阻止するためには先行商標の所有者が異議申立てを行う必要があります。EUTMでは5件に1件の割合で異議申立てがなされていると言われています。この記事ではEUTM異議申立の手続きはどのように進められ、何に注意したらよいのか解説します。
ヨーロッパで商標登録を取得する場合には欧州連合商標(EUTM)が選択肢の1つとなります。しかし相対的理由は審査されない、EU加盟国の1カ国でも拒絶理由があれば登録できないなど、独特な制度があります。この記事では欧州連合商標制度の「審査」を中心に解説しています。これから欧州連合商標出願を行おうという方におすすめです。
地域の特産品の宣伝文句で、「地域団体商標の登録を受けています!」というフレーズを耳にすることがあるでしょう。でも地域団体商標とは何か説明できますか?今回は地域団体商標とは何か、普通の商標とは何が違うのか、地域ブランドに使われるGI(地理的表示)との違いは何かについて解説します。